全身 性 エリテマトーデス 完治。 深在性エリテマトーデスについて

11

全身 性 エリテマトーデス 完治

多臓器症状を呈しますが、これらがいっせいに出揃うとはかぎりません。 全身性エリテマトーデスの症状 皮膚粘膜症状 顔面の蝶型紅斑 鼻根部を中心にして両側の頬に紅斑が左右対称にみられます。 角化性の鱗屑の付着する紅斑で、時に色素沈着や瘢痕状萎縮をみます。 レイノー症状 寒冷にさらされると、指先が蒼白になり、温まるともとに戻る現象です。 脱毛 大量の頭髪が急に脱落することがあります。 光線過敏症 日光や紫外線照射により蝶型紅斑、時に水泡や紫斑を生じ、 またすでに生じている紅斑が悪化する現象です。 口腔内病変 口腔粘膜のびらんや潰瘍を生じます。 関節症状 急性期に手指、肘などの小関節に多発性移動性の関節痛を生じます。 発赤、腫脹などはなく、慢性関節リウマチのように変形や強直はありません。 循環器症状 心外膜炎、心筋炎、心内膜炎のいずれもおこりえます。 腎症を伴う例では高率に高血圧を生じ、 それよる心不全もしばしば認められます。 腎症状 糸球体腎炎 時に血管炎や間質病変を伴う が高率に生じ、 ループス腎炎と呼ばれます。 その他精神・神経症状や呼吸器症状 消化器症状、眼底の症状などが出ることもあります。 骨病変 長期間のステロイド治療により大腿骨頭、 その他の骨の無菌性壊死や骨粗鬆症を生じることがあります。 慢性期における症状の増悪は 日光、寒冷、妊娠、感染、手術、外傷などのストレス、予防注射 およびステロイド剤の不規則な服用などがきっかけとなることが多く、 これらは全身性エリテマトーデス悪化の誘発因子と呼ばれます。 血液検査 血液検査では、抗核抗体が高い傾向にあります。 白血球数減少は本症に特徴的です。 活動期には2000~3000と白血球数が減少し、 リンパ球、とくにT4細胞が減少します。 CRPは感染症が合併しないかぎり強陽性とはなりません。 症例によっては10万以下の血小板減少を生じます。 一般に貧血は軽度ですが、時に溶血性貧血をおこします。 活動期SLEおよび活動性ループス腎炎では 抗DNA抗体量の上昇 SLE血清のDNA結合能の増加 、 血清免疫複合体量の増加や血清補体量の低下の著しい例が多いです。 全身性エリテマトーデスの治療 原則としてすべての全身性エリテマトーデスがステロイド治療の対象となります。 ステロイド薬、免疫抑制薬の投与が大量長期にわたることが多いので、 これらの薬の副作用に十分注意します。 全身性エリテマトーデスの原因 全身性エリテマトーデスは若年の女性に好発する膠原病で、 その根底は抗核抗体 自己抗体 の産生を始めとする自己免疫疾患です。 ここで自己免疫疾患(膠原病)について説明します。 「眼からウロコが落ちる」ほど解かりやすいとよく言われるんですよ。 こうして私たちの身体を守る働きを免疫といいます。 自分と敵とを区別できなくなると、 本来はつくられにくい「自己抗体」がつくられてしまう。 「抗体」とは非自己をやっつける攻撃分子です。 ウィルスなどの外敵を処理します。 「自己抗体」とは自己すなわち、自分自身を攻撃する分子です。 自己抗体は自分自身の細胞や組織を外敵と勘違いし、 自分自身の細胞や組織を攻撃し、こわしていきます。 これを自己免疫疾患(膠原病)といいます。 日常のたび重なる食生活や生活習慣の乱れによる身体的ストレスや、 精神的ストレス、女性ホルモン、化学合成医薬品、細菌感染などにより、 自己と非自己 自分と自分以外のもの との識別能力にくるいが生じる ことから始まります。 全身性エリテマトーデスの漢方薬治療法 全身性エリテマトーデスの漢方薬治療法は、 次のような状態に分類して漢方薬を使い分けて対応します。 1.熱証タイプ 2.寒証タイプ 3.炎症性浮腫 4.レイノー症状 5.体力低下 同時に自己免疫疾患のキーワードと言える自己抗体に対応します。 治療目標は次の2点に集約されます。 1.免疫細胞の活性化により自己抗体をへらすこと。 2.免疫力を充実させ自己と非自己の識別能力を回復することにより 自己抗体をつくりにくくすること。 そのためにも免疫細胞と「肝臓免疫」「腸管免疫」を強化します。 免疫細胞と「肝臓免疫」を強化すれば、 身体中をぐるぐる回る「自己抗体」や「免疫複合体」を、 血液中や患部そして肝臓を通過するときにつかまえて分解排除します。 また「自己抗体」の産生を少なくするため 「腸管免疫」を強化することも有意義です。 ダニの糞及び、空気中や食物に含まれる 膨大な数の細菌やウイルスなどは腸管から侵入しますが、 腸管の免疫細胞たちは、毎日その対応に追われるため 酷使され疲労困憊して免疫異常をまねくからです。 私は免疫療法と漢方薬の併用をおすすめしています。 詳しくはからご質問下さい。 自己免疫疾患 膠原病 の漢方治療• いろんな病気• 漢方相談の多い疾患• がん・癌・ガン• トピックス• 漢方誠芳園薬局の特長• いろんな病気• 漢方相談ベスト10• 当サイトはリンクフリーです。 下記バナーをご使用ください。 サイト名: 安心と信頼の【漢方誠芳園薬局】• seihouen. 【漢方誠芳園薬局】のHPである事を明記してください。 リンクを行なった際は、ご連絡下さい。 info kanpouseihouen. com.

次の

妻の膠原病(SLE:全身性エリテマトーデス)の状況とまとめ

全身 性 エリテマトーデス 完治

()の治療では、ステロイドが使われるようになり、死亡率が大きく低下しました。 また、免疫抑制剤や新たな治療薬の登場によって治療の選択肢がさらに広がっています。 薬物治療を中心とした全身性エリテマトーデス(SLE)の治療について、国立病院機構横浜医療センターリウマチ科部長の井畑淳先生にお話をうかがいました。 全身性エリテマトーデス(SLE)の治療を大きく変えたステロイド ステロイドの使用により死亡率が大きく下がった ()の薬物治療では、副腎皮質ホルモンというステロイドが中心であり、主にプレドニゾロンという薬を使うことが多くなっています。 ステロイドが使われる前の死亡率は今よりもかなり高く、4割を超えていたとされていますが、ステロイドをきちんと使えるようになってから死亡率が大きく下がりました。 ステロイドの長期使用による副作用の問題 感染症にかかりやすくなるなどリスクもついてくる ステロイドを多く使えばたしかに病気はよくなりますが、その分だけ副作用も強く出るようになります。 長期的に使い続けることによって、たとえば背骨がボロボロになって背が縮んでしまったり、あるいは感染症にかかりやすくなって何度も入退院を繰り返すことになるかもしれないというリスクがあります。 ()の患者さんは通常よりもが進みやすいため、40代で(しんきんこうそく)が起きることもあります。 私が担当した患者さんの中にも、乖離(だいどうみゃくりゅうかいり)を発症し、残念なことに30代の若さで出産後そのままお亡くなりになったというケースがありました。 ステロイドの長期使用は動脈硬化をより進める要因となることがわかっています。 その患者さんも長くステロイドを使っていましたが、全身性エリテマトーデス(SLE)という病気そのものが動脈硬化を起こしやすいことに加えて、ステロイドの副作用がさらに動脈硬化を悪化させる要因となった不幸な例といえるでしょう。 そういった意味でも、薬物治療では長い目で見て管理を行っていくことが大事です。 全身性エリテマトーデス(SLE)の治療における免疫抑制剤の役割 ステロイドとの併用により再燃を減らす ステロイドだけを使っていると、薬の使用量を減らしていったときに症状の再燃が起きやすいという問題があります。 これに対して、過去の研究において免疫抑制剤を併用することによって再燃を減らすことができるという報告がなされました。 それ以来、特に腎臓の炎症に対しては免疫抑制剤を併用することが中心になってきています。 現在ではステロイドを使う場合には、できるだけ炎症がひどいときにだけ使うようにして、炎症が治まったらステロイドは減らしていくようにするいうことが基本的な考え方になっています。 患者さんのライフステージに合わせた治療プランも大切 若い女性の患者さんが多い()では、・出産というのは切実な問題です。 妊娠は病気を悪化させるリスク要因となるため、子どもを持ちたいという希望を叶えるためには病気のコントロールができていなければなりませんし、免疫抑制剤を使うことは難しくなります。 そういったことも選択肢としながら総合的に治療方針を考えていかなければ、患者さんにとって納得できる治療にはならないと考えています。 免疫抑制剤はどのような目的で使われるのか 再燃の回避とステロイドの減薬という2つの意味をもつ 最近の研究では、免疫抑制剤を使うことによって、ステロイドを最初からまったく使わずに治療することができないかという試みも行われています。 もちろんそれができれば、ある意味理想的な治療であるともいえるのですが、実際のところはそれでうまくいくケースも何割かあるというレベルです。 やはりどうしようもなくなると、レスキューとしてステロイドで治療をすることになります。 ですから、私自身は()の治療においては、まだステロイドを完全に治療の中心から外すということはできないのではないかと考えています。 病気をコントロールする上で免疫抑制剤を使うということには、再燃の回避とステロイドの減薬という2つの意味があります。 つまり病気が再び悪くなることを避けつつ、効果的にステロイドの量を減らすために免疫抑制剤を使っているのです。 免疫抑制剤もステロイドも異常な免疫反応だけを抑えることはできない 記事1「」で最初に申し上げたように、この病気はある意味余分な免疫の反応が起きているという状態にあります。 本来の正常な免疫反応も起きているのですが、同時に自分の体に不具合をもたらすような免疫反応が余分に起きているというのが、SLEを含むその他の免疫の病気にも共通するところです。 免疫抑制剤とステロイドのどちらも、異常な免疫反応だけを抑えるということはできません。 本来の正常な免疫の反応も一緒に全部抑えてしまいます。 その結果、全体として免疫の働きが低下することによって感染症にかかりやすくなるなどの副作用が出てきます。 余分な免疫反応だけを抑えるという治療は残念ながらまだ開発されていないため、免疫全体を抑え過ぎてしまわないようにうまく調整していくということが治療の中心となっています。 これは内服薬として使用すると副作用が強いため、主に点滴で使われています。 腎臓の炎症が悪化して従来であれば透析を受けなければならなかったような症例が、この薬を使うことによって透析を受けずに済むようになったという報告があります。 このことは全身性エリテマトーデス(SLE)の治療において、ステロイド治療に次ぐ2番目のエポックメイキングな出来事であったといえます。 や尿管のがんを誘発する発がん作用があるほか、出血性という病気や卵巣機能の抑制による不妊などの副作用があることがわかっています。 日本でも2015年に保険適応が拡大され、全身性エリテマトーデス(SLE)のループス腎炎に対して使えるようになったので、最近では国内でもかなり使っている患者さんが増えているものと思われます。 3種類の免疫抑制剤のうち、日本人のループス腎炎に有効なものは? 海外で先行して使われている薬剤のデータについては人種差などもあるため、日本で多くの患者さんに使っていくためには、やはり日本やアジアでの治療成績はどうなのかというデータが必要です。 国内ではまだ十分なデータが出そろっていませんが、香港・アジアを中心に非常によいデータが出ていて、これもやはり治療には使える薬となっています。 もうひとつ重要な点は薬の用量です。 海外で使われている用量で日本人に対してそのまま使っていいのかどうか、それとも実はそこまでの用量は必要ないのではないかということもありますし、逆に一定量以上使わなければ十分な効果が得られないという場合もあります。 また、免疫の過抑制(かよくせい)という問題もあります。 免疫抑制剤で免疫を抑えることによって副作用が増えてしまう可能性もあるので、それをどこまで抑えるのかということが重要です。 もともとは抗薬として使われていた薬で、海外では40年ほど前から出ているものですが、日本でも2015年に()の薬として承認されました。 これはきちんと副作用対策をすれば非常に使いやすい薬で、関節の痛みや皮膚のによく効くといわれています。 また、全身性エリテマトーデス(SLE)の中でも重症型といわれるものにみられるような頭部の炎症に対しても、予防効果や再発抑制効果があるのでないかといわれています。 さまざまな治療の選択肢がある現在、患者さんにも正しい知識が必要とされる ()の治療において、病状が悪くなったときをどうするかという、いわゆる急性期に関しては本当にいい治療ができるようになっています。 これまで述べてきたようにさまざまな薬があるということは、それだけ選択肢が広いということですから、仮に最初の治療がうまくいかなくても、患者さんには次の治療を提示することができます。 我々医師にとっては論文になっているデータも重要ですが、それが本当に自分の診ている患者さんに当てはまるのかどうかという視点も大切です。 短期的にいいかどうかということだけではなく、それが目の前の患者さんの人生をよくしてあげられるのかどうかいうことも大事だと考えています。 全身性エリテマトーデス(SLE)の患者さんは若い女性が多いので、仕事を続けていくことや結婚して子供を産むことも含めたライフサイクルを、どこまでご本人の望むように遂げられるのかということを考える必要があります。 そのためには、それぞれの薬剤について長期の副作用を考慮した上で、それらを前もって予防していかなければなりません。 さまざまな副作用に関してあらかじめ対策を立てておけば、患者さんはつまずくことなく人生を歩んでいくことができるでしょうし、ご本人が意識しなくてもトラブルなく過ごせるように指導できれば、それはある意味理想的な治療だといえるのかもしれません。 しかし、やはり患者さんにも病気に関する正しい知識をある程度持っていただく必要があります。 たとえば、病気の状態が悪くなったときにはどうしたらいいか、日常生活ではどんなことに注意しなければならないかなど、私たちが患者さんとディスカッションをしていく上で最低限知っておいていただきたいこともあるのです。 紫外線対策などできることは対策をすることが大切 全身性エリテマトーデス(SLE)にとってよくないとされているものには紫外線・ストレス・・感染症などがあります。 たとえば紫外線に関していえば、止めの塗り薬を使い、帽子や長袖の衣服を着用するなどの工夫も大切ですし、出かける際に日差しの強い時間帯を避けるなどによって、行動の制限をあまり意識しないで生活できるようにすることも大事なのではないかと考えています。 私がこれまで診てきた患者さんの中には、ビーチバレーをやっていたために病気が悪くなって受診された方もいらっしゃいました。 悪くなってしまったものは仕方がありませんし、病気が悪くなるからといってビーチバレーをあきらめなさいといえるのかどうかは難しい問題です。 しかし、その患者さんの場合は入院しなければならないほど悪い状態になっていましたので、私は医師として、もう少し病気のことを考えたほうがいいのではないか、ということはお伝えしました。 どうしてもやりたいんだということを事前に言っていただければ、それに対してどうすればいいかということを一緒に考え、対応を話し合うこともできます。 そういった意味でも、患者さんに正しい知識を身につけていただくことは大切です。 インターネット上の情報は症状が重い方の体験に基づいたものや特殊な症例など偏った情報が多く見受けられますが、実際には元気で普通の生活を送っている方もたくさんいらっしゃいます。 また、逆にこんなときにはどうしたらいいのだろうと思ったときにも、根拠に基づいた正しい情報があれば、患者さん自身で早めに対策をとる手助けにもなるのです。 横浜医療センター• 内科 アレルギー科 リウマチ科 外科 心療内科 精神科 神経内科 脳神経外科 呼吸器外科 消化器外科 腎臓内科 心臓血管外科 小児科 整形外科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科口腔外科 麻酔科 乳腺外科 呼吸器内科 循環器内科 消化器内科• 神奈川県横浜市戸塚区原宿3丁目60-2• JR東海道本線 東京~熱海 「戸塚駅」 JR各線、横浜市営地下鉄ブルーライン 1号線 も乗り入れ 西口 戸50ドリームハイツ行、戸52俣野公園・横浜薬大前行、戸55 横浜医療センター下車 バス20分• 045-851-2621.

次の

全身性エリテマトーデス(SLE)

全身 性 エリテマトーデス 完治

血液検査をしたら、抗核抗体が陽性といわれたのですが? この病気の診断は、症状と検査の組み合わせで行います。 症状がなく、検査だけ異常という人は、現時点では心配ありません。 健康な若い女性では5~10%にこの検査が陽性になったとする報告もあるくらいです。 ただし、抗核抗体は全身性エリテマトーデス以外の疾患でも陽性になることがありますから、どこか症状がある場合には、それ以外の疾患がないかを含めたきめ細かい診断が必要です。 自覚症状があまり無いのですが、すぐに入院して、治療を受けなければいけませんか? 自分で感じられる症状と、実際の病気の重さが食い違うことはあります。 重い内臓障害、たとえば、腎炎などでは自覚的な症状が全くないこともあります。 このような場合、入院して検査により病気の重症度を出来るだけ正確に把握し、早急にきちんと治療しなければならないことがあります。 逆に、例えば関節が痛くて身動きも出来ない、といったケースでも、薬剤の反応が良好と考えられれば、外来で治療を継続することもあります。 子供を作ることが出来ますか? 以前は、子供を作らないほうが良いとされていましたが、現在では、内科、産科、小児科の経験、知識が深まり、ある条件を満たせば出産ができるようになりました。 個人個人の状態によって異なりますが、10ヶ月以上病気の活動性がないこと、そしてできれば腎障害などの重篤な内臓病変がないことなどが条件です。 また、服用している薬についても、妊娠前後には調整が必要なことがあります。 仮に、出産が許可されても、母体、流産、早産などのリスクは、健康な人よりは高いという認識は必要だと思います。 妊娠、出産に関しては、主治医とよく相談の上、各科の連携がとれた医療機関で慎重に経過を見てもらうべきと思います。 日頃どんなことに気をつけたらいいでしょうか? 病気を悪くするきっかけ(誘因)は、紫外線、風邪などのウイルス感染、怪我、外科手術、妊娠・出産、ある種の薬剤などいくつかのものが知られています。 そのなかでも、特に、それぞれの人によって特に強く病気を誘発するものがあります。 自分の病気の始まりのこと、再燃時のことをもう一度思い返し、その前後で起こったことを考え、注意すると良いでしょう。 一般的に、規則正しい生活、充分な休養、安静を心がけるようにして、精神的にも、身体的にもストレスをなるべく避けることです。 また、日によって体調が変わりやすいのもこの病気の特徴です。 その日、その日の体調に合わせて、生活パターンを変える努力は大切です。 全身性エリテマトーデスという診断で入院し、既に2ヶ月経過しているのに未だに大量のステロイドを服用しています。 多すぎるのではないのでしょうか? ステロイドは、炎症を抑える作用と免疫を抑制する作用を期待して投与します。 全身性エリテマトーデスは免疫応答が非常に強く、時により炎症も強くでることがありますから、ほとんどの場合、ステロイドを主として使って病勢をコントロールすることが不可欠と考えられています。 どの臓器が障害されているかによりステロイドの量と投与期間が変わります。 腎臓の炎症など重症の場合には、普通の体重の女性には40~60mgの高用量のステロイドを1ヶ月位使い、徐々に投与量を減らしていくことが多いです。 しかし、もっと多くのステロイドが必要な時もあります。 その場合、パルス療法と称して点滴で3日間、毎日1000mgを投与することもあります。 ステロイドには副作用に気をつける必要があります。 一般的には、短期間であれば、高用量でも安全ですが、長期間では低用量でも副作用が問題になりますので、必要性とのバランスが難しいところです。 どうしても大量、長期のステロイドが必要な病態では、ステロイドの投与を少なくする意味で、他の免疫抑制薬を併用することが行われることもあります。 一人一人の症例はかなり異なりますので、これに合わない場合もあります。 主治医に現在のステロイド投与の理由を聞いて理解し、納得することも重要と思います。 「深在型エリテマトーデス」と言われたのですが、どのような病気ですか? 深在性エリテマトーデスは、皮膚の深いところまで、特に皮下脂肪組織まで炎症がおよぶ皮膚の発疹です。 円板状エリテマトーデスと同じように、それだけが現れる場合と全身性エリテマトーデスなどの膠原病の部分症状として現れる場合があります。 比較的まれな皮膚症状です。 膠原病を診ることが出来る皮膚科医か内科のリウマチ専門医が対応する疾患です。 まずは、全身性エリテマトーデスやその他の膠原病が合併しているか否かのチェックが必要で、合併していればその治療を優先させます。 皮膚症状だけであれば、深在性エリテマトーデスに対して治療しつつ経過を観察し、全身の症状が現れないことを確かめます。 深在性エリテマトーデスの治療に関しては、皮膚の深いところまで侵されるので、炎症が治まったあとに陥没性の形体を呈することがあります。 ですから整容上のことを考えれば、できるだけ早期に治療を開始することが望ましいとされています。 治療には全身性の疾患より少ない量のステロイド薬などを使います。 一度発症すると皮膚等の症状は長期現れたままでしょうか? 全身性エリテマトーデスの皮膚の症状は、必ずしも病気全体の活動性と一致しないこともありますが、多くは病気の状態によって出現したり、分からなくなったりします。 全く消えることもあります。 全身性エリテマトーデスになると平均的に何年生きることができるのでしょうか? 残念ながらはっきりお答えするデータがありません。 全身性エリテマトーデスは希少疾患の範囲に入る難病で、糖尿病とか高血圧のように多くの患者さんがいらっしゃる病気ではないし、さらに一人一人の病気の程度が非常に異なるので「平均的に何年生きることができる病気なのか」というデータはほとんどないと言って良いと思われます。 また例えあったとしても、それぞれの患者さんにはあまり有効な情報とはなりません。 全身性エリテマトーデスになって20年以上になります。 ここ3週間、発病した時と同じ症状(顔・指の浮腫み・体重増加)特に指のこわばり感・浮腫みがひどく強皮症になったのではないかと心配していますがどうしたら良いでしょうか? 全身性エリテマトーデスということですが、腎臓や心臓の過去の様子や現在の状態が分かりませんので、簡単にはお答出来ません。 浮腫みは、腎臓や心臓の障害でも起こるからです。 しかし、再燃や異なる膠原病の発症を含めて、重篤な状態になる可能性もありますから、なるべく早く現在の主治医を受診されることをおすすめします。

次の