兄弟 なんか じゃい られ ない 2 話。 第2話 こんなはずじゃなかった、私の転生……

キョーダイなんかじゃいられない!【2話】ネタバレ!新しい家族になって初めての年越し│シロカミエンタ

兄弟 なんか じゃい られ ない 2 話

「お待ちしておりました、お嬢様」 若い男の子の声が、後ろから聞こえた。 「……」 「ええと……フランチェスカ・ハルバルディア様……で、お間違え、ありません……よね?」 「……」 「あの……」 ……違う。 「フランチェスカお嬢様……?」 「何これ? 私の理想と、全っ然、違うじゃない!」 私の第一声は、のどから振り絞る、絶叫だった。 原因は、目の前の大きな鏡に映る、自分の姿にある。 漆黒の、艶のある髪。 腰の辺りまで伸び、毛先がウェーブしている。 きりりと上がった、気高さを感じる眉毛。 アイ・シャドウを入れずとも、きつい印象を受ける、鋭い吊り目。 瞳の色は、琥珀色。 形の整った鼻と、色白な頬。 耳には、小さな貝殻をかたどった、白銀のイヤリング。 いかにも気の強そうな、引き締まった口元。 細い首には、濃い緑色のチョーカー。 胸元には、楕円形のブローチ。 赤紫色の宝石が、はめ込まれている。 ひだのついた、青紫色のドレス。 サイズは、ぴったりだ。 薄いピンクのマニキュアが、指の爪に塗られている。 よく磨かれた、光沢のある、紺色のパンプス。 そして、何より…… 「頭に、角が生えてるじゃない!」 前髪に埋もれて見えづらいが、円錐形の短い角が、わずかながら見え隠れしている。 「ええ、あなた様が、下級魔族である証、ですから……」 「な、ん、で、よ!」 「当家の御当主が、伝説の大悪魔と契約なされたので……」 「はぁ? わけ、わかんない!」 「お嬢様がお生まれになった時に、病気や怪我をせず、健康に育つようにと……」 「赤ん坊の為に祈る相手を、間違えてる!」 ぜぇ、はぁ……興奮しすぎて、息切れしてきた。 「……あと、私、今、何歳よ?」 「15歳と11か月でございます。 来月に16歳の誕生日を迎えられます」 「え、そうなの? その割には、背、ちっさ……」 「およそ6年前、10歳で、体の成長が、ほぼ止まりました故……」 げほっ、ごほっ……それを聞いて、盛大にむせてしまった。 「通りで見た目が幼いはずだわ!」 「長い寿命を得るのと引き換えに、乙女として暮らすはずの貴重な時間を、魔王の贄に献上されたとか」 「いろいろ大事なものを、最初から失ってる!」 「御心配なさらず、まだ殿方のお手はついておりません」 「当たり前よ! これで恋人がいたりしたら、相手も子どもか、それとも幼女趣味の変態だわ!」 「あ、でも、その変態さんなら、来月、お会いになられますよ」 ……はぁ……? 「誕生日の次の日が、結婚式の日ですから。 遅くなりましたが、おめでとうございます」 そこまで話を聞いて、とうとう、くらっと、めまいがした……。 (続く).

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#10 兄弟の絆を思い出す時死へのカウントダウンが始まる

兄弟 なんか じゃい られ ない 2 話

キョーダイなんかじゃいられない!2話ネタバレ まひるがおせちを詰めていると、カウントダウンがはじまると母に呼ばれた。 12月31日、新しい家族になって初めての年越しだ。 こんなに賑やかなのは初めてと嬉しそうにする母。 朝陽が年越しに顔を出すのも久しぶりで、それはまひるのおかげだと父は言った。 明日は皆でお守りをもらいに行く予定だ。 母は、夜更かししないようにと三人に言って寝てしまった。 けれど、朝陽と夕陽はお互いにまひると二人になりたくて、早く寝ろと言い合うのだった。 ケンカが収まらない二人に、「おせち抜きだからね」とまひるは机を叩いた。 朝陽は舌打ちをして、こたつに寝転がる。 そんなところで寝たら風邪をひくとまひるが朝陽に注意しようとして、まひるの手が 朝陽にあたった。 まひるはつい顔を赤くしてしまう。 まひるの顔をみて、「おい、反応してんじゃねーよ」と朝陽は言った。 朝陽は返事は急がない、家族を大事にしたいまひるの気持ちもわかるとそう言うのだった。 「じゃあ朝陽はほっといて、朝まで語り合おっか」と夕陽がまひるに近づく。 しかしまひるは、夜ふかしだめ!と言って部屋に戻ってしまった。 部屋に戻ったまひるは、家族でいるためにこの気もちは心にしまうと決めたのに、ダメじゃんと悩んでいた。 初詣に到着したまひる達だったが、そこには朝陽夕日見守りたいの女子たちが偶然いて、一緒に写真を撮ってほしいと言ってきた。 「撮らねーし」と逃げる朝陽をまひるは追いかける。 朝陽は人が多すぎる、こんなトコくるなんてどうかしてると言った。 お正月は毎年こうだというまひるに、前のお母さんが死んでから来ていないと朝陽は言った。 謝るまひるに、「まひるが来たいっていうから来ただけ」とまひるの頭をぽんとする朝陽。 はぐれるから服を掴んでおけと言われ、まひるがそっと袖を掴もうとしたその時、夕陽がそれを止めるかのように「まひるちゃんみっけ」と間に入ってきた。 夕陽はまひるの手を掴み、まひるのことを本気だと言った。 そしてまた二人はまひるのことで、言い合っているが今度はなにやら真剣だった。 まひるは、その場から逃げるように母の元へ行った。 お守りは配布されるよと父から聞いて、一人向かうまひる。 二人の本気を見て、フツウの姉弟じゃいられないのかと不安になる。 小さな男の子が、ママの病気が治るようにとお守りを欲しがっているのを見かけたまひる。 お守りが投げられると、男の子がジャンプした。 男の子とお守りを抱きしめるように守ったのだ。 それを見ていた朝陽が、危ないことするなとまひるにかけよったが、男の子を守っていたことを知り男の子に「お守り大事にすんだぞ」と頭を撫でたのだった。 その様子を見ていた神社の人が感動し、お守りを投げたステージにまひるをあげた。 新年の抱負を一言とマイクを向けられる。 「あたしの家は、新しい家族になったんです。 」 みんなといられるのがとってもうれしいから、絶対に家族みんなで幸せになると抱負を言うまひる。 朝陽と夕陽は、顔を見合わせた。 帰り道、お守りはもらえなかったけど、みんなといられるだけで願いごとはもうかなってるとまひるは皆に 笑顔を向けた。 それを聞いて安心した母が、明日からもさみしくないわねとまひるに言う。 まひるたちは聞いていなかったが、母たちは明日からハネムーンにでかけるというのだ。 「三人でしばらくお留守番よろしくね」と言われ、初耳のことに三人は驚きを隠せないのだった。 キョーダイなんかじゃいられない!2話感想とまとめ こんなかっこいい二人に、毎日好きだと言われてたらそりゃあ気にもなってしまいますよね 笑 でも、おかあさんやおとうさんの事を考えると、家族を大事にしたいというきもちが大きくなるものです。 何より、毎日が楽しいんですよね、ずっとおかあさんと二人だったから。 まひるがどちらかを好きになるのも、時間の問題かなと思いますが。 まひるが選ぶのはどっちなのでしょうか。 三人の関係にこれからも注目していきましょう! ちゃおやキョーダイなんかじゃいられない!は配信されていないのですが、下記サービスではちゃお連載中の他の漫画やちゃおデラックス、ちゃおホラーなどが読めます。 600円分無料で漫画が読めちゃうのでぜひお試しください。 ちゃお連載中の漫画が読める!.

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【ボイスコミック】「キョーダイなんかじゃいられない!」第1話 《前編》

兄弟 なんか じゃい られ ない 2 話

「お待ちしておりました、お嬢様」 若い男の子の声が、後ろから聞こえた。 「……」 「ええと……フランチェスカ・ハルバルディア様……で、お間違え、ありません……よね?」 「……」 「あの……」 ……違う。 「フランチェスカお嬢様……?」 「何これ? 私の理想と、全っ然、違うじゃない!」 私の第一声は、のどから振り絞る、絶叫だった。 原因は、目の前の大きな鏡に映る、自分の姿にある。 漆黒の、艶のある髪。 腰の辺りまで伸び、毛先がウェーブしている。 きりりと上がった、気高さを感じる眉毛。 アイ・シャドウを入れずとも、きつい印象を受ける、鋭い吊り目。 瞳の色は、琥珀色。 形の整った鼻と、色白な頬。 耳には、小さな貝殻をかたどった、白銀のイヤリング。 いかにも気の強そうな、引き締まった口元。 細い首には、濃い緑色のチョーカー。 胸元には、楕円形のブローチ。 赤紫色の宝石が、はめ込まれている。 ひだのついた、青紫色のドレス。 サイズは、ぴったりだ。 薄いピンクのマニキュアが、指の爪に塗られている。 よく磨かれた、光沢のある、紺色のパンプス。 そして、何より…… 「頭に、角が生えてるじゃない!」 前髪に埋もれて見えづらいが、円錐形の短い角が、わずかながら見え隠れしている。 「ええ、あなた様が、下級魔族である証、ですから……」 「な、ん、で、よ!」 「当家の御当主が、伝説の大悪魔と契約なされたので……」 「はぁ? わけ、わかんない!」 「お嬢様がお生まれになった時に、病気や怪我をせず、健康に育つようにと……」 「赤ん坊の為に祈る相手を、間違えてる!」 ぜぇ、はぁ……興奮しすぎて、息切れしてきた。 「……あと、私、今、何歳よ?」 「15歳と11か月でございます。 来月に16歳の誕生日を迎えられます」 「え、そうなの? その割には、背、ちっさ……」 「およそ6年前、10歳で、体の成長が、ほぼ止まりました故……」 げほっ、ごほっ……それを聞いて、盛大にむせてしまった。 「通りで見た目が幼いはずだわ!」 「長い寿命を得るのと引き換えに、乙女として暮らすはずの貴重な時間を、魔王の贄に献上されたとか」 「いろいろ大事なものを、最初から失ってる!」 「御心配なさらず、まだ殿方のお手はついておりません」 「当たり前よ! これで恋人がいたりしたら、相手も子どもか、それとも幼女趣味の変態だわ!」 「あ、でも、その変態さんなら、来月、お会いになられますよ」 ……はぁ……? 「誕生日の次の日が、結婚式の日ですから。 遅くなりましたが、おめでとうございます」 そこまで話を聞いて、とうとう、くらっと、めまいがした……。 (続く).

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